生まれつき才能のある子もいる。学力は遺伝するのか?普通の子が伸びる方法!

学力は遺伝する

頭の良い子をつくる家庭内「三種の神器」という記事を読んだ。
 

何やら親の学歴が高くなくても子が賢くなる家庭環境について、書いてあるようだ。
 

我が家の子ども達は二人とも立教とはいえ、国立でもない。だから特に頭が良い訳では無い。
 

それでも、学力の低い短大しか行けなかった私にとっては、MARCHは遠く、自分には行けない存在だった。だから、「親の学力が高くなくても~」のくだりは、我が家も当てはまると思う。
 

そしてその家庭環境については、こう始まる。
 

親の学歴が高くなくても子が賢くなる家庭を観察すると、3つの共通点がある。それは、リビング内に百科事典、ホワイトボード、そして作家・重松清の著作があることだ

 

頭の良い子をつくる家庭内「三種の神器」より←記事は現在削除されてしまっているよう。
 

学力は遺伝するのか?

この記事の中で複数の校長先生が言ったという下記↓
 

「結局ね、東大に行くような子は元々のDNAが違う。親族に東大出身者がいない家系からは無理!」(本当に身も蓋もなく恐縮である)

 

このくだり。いやホントにね~。
 

東大とかは「勉強すれば入れる」ってレベルでは無いよ。我が子は勉強して高校は偏差値70超えのとこ入ったけど、勉強してなんとかなるのは高校までだと思った。
 

そこから先の「東大・京大・東北大」とかってレベルは、その複数の校長先生の言うように、そういう大学に行くお子さんは、生まれた時から違うから(-_-;)
 

普通の子が東大に入れるのか?

前にテレビ番組で、東大理三に兄弟を入れたという「佐藤ママ」が出演されてた時、タレントのフィーフィーが佐藤ママを思いっきり否定してたけどね、
 

「そんなに勉強させるなんて、なんとかかんとか・・」
「うちの子だって、それだけ勉強させれば東大に行けるわ」

↑ フィーフィーさん、それは勘違いだよ~。
 

うちの子供たちも、その番組見て言ってたよ。そのレベルの大学狙ってる子は、もう違うって。常人が勉強でなんとかなるもんじゃないって。
 

中学時代の塾の先生も言ってた。
 

東大入学者 東日本1位の高校に行ったお子さんの話だけどね。中学時代は地域でも、誰にも負けない学力でその一流高校に堂々入ったのに入学してみたら、「凄い奴らが居る」って言ってたって。
 

「あいつら宇宙人だ。追い付くはずがない」って言ってたって。「その域の連中がいる」って。
 

日本最上位レベル国立大学のお子さんを、フィーフィーさんはきっと見たこと、接したことが無いんだと思う。
 

我が子の友達でそれらの大学に入学したお子さんを見ていても、親の努力で何とかなるレベルじゃないって。
 

例えば東大でも文系を目指して居た子は、高校三年間、全てを投げ捨てて勉強だけに励み、現役で入学したよ。確かに。
 

とはいえ、高校三年間、勉強に励んでも、もともとはスポーツも出来るし、何でもこなすスーパーマンの子だもの。
 

東大の理系に入った子なんかは、もう部活も3年間休まずこなしたし、文武両道のウルトラマンだってよ。
 

最上位国立大の学生は、その域よ。
 

生まれつきの才能と関係なく努力で学力を補えるのは?

だから、親が東大出身とかならともかく、普通は、英才教育したからっていって、「東大」に入れるかどうかは・・。
 

親は子供に期待しちゃうし、親が頑張ればなんとかなるのかも?って親の方が努力しちゃいそうになるんだけどね。
 

無理しても、子供の「嫌」を助長してしまうだけじゃないかと。
 

でも大丈夫!親の学力と関係なく、普通の国立大学や私立大学なら、勉強すれば入れる。私の家も、親の学力とは関係なく、子供たちはMARCH 総なめで合格したもの。
 

頭の良い子を作るためのリビング

頭の良い子を作るためにリビングに置くもの
 

先の記事内では、「百科事典・ホワイトボード・作家・重松清の著作」とあるけれど、それはどうかな~。
 

それこそ、その家それぞれだと思うし、百科事典を置けば子供が見るってもんでも無いし、とにかく興味のある物に、いくらでも触れられる環境を作ってあげることが大切なんじゃないかと思う。
 

記事内でその後に続く「囲碁」「将棋」「折り紙」「時刻表」「ジグゾーパズル」ってあったけど、
 

確かに我が家も「将棋」にかなり二人とも嵌ってた。悪くない遊びだとは思うけど、やっぱりその子の好みだしね。
 

学力を付ける育て方 まとめ

それよりも
 

知的好奇心」を家庭で伸ばしてもらえたお子さんたちはこう証言した。「やらされ感がなかったので、逆にそれは自分でやり遂げたという満足感になった」と。私が調査した限りでは、この三種の神器を持っていたご家庭は、「撒き餌」が上手で、釣果を急いだりはしていない。魚が餌に食い付くがごとくわが子が何かに夢中になっていたら、それを決して邪魔せず、見守っているのだ。

 

という所が興味深いし、大好きな表現だ!
 

「撒き餌」
 

まさしくこれじゃないかな?
 

何に興味を持つか分からない子供の「好き」を見つける為に、色んなものを環境においておく。そして子供を見守りながら、あれ?もしかしたらこれが好きなのかな?って子供の興味関心を探していく。
 

決して、得意そうな、上手くいきそうなものを探すんでは無く、あくまでも「楽しそうに興味を持つもの」を探す。親が強欲じゃ、上手くいかないと思うんだよね。
 

結果なんてどうでもいいじゃない。思い切り楽しもうよ!何が好き?!って、そうやって育児することが、親子ともども上手くいくんじゃないかなって思う。
 

この記事の最後にあった言葉に深く納得した。
 

賢い子を作るキーワードを言っておこう。

「好きなことを好きなだけ」

 

ほんと、絶対そうだよ!
 

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