サイトアイコン 頭の良い子に育てるには?【教育の裏話】

地頭の良い子の特徴【頭の良い子との違い】勉強しない?

地頭のいい子の特徴は?
 

「頭の良い子」と「地頭の良い子」は違う。頭の良い子は、暗記力もあるし、計算も早い。知識を吸収したり、あらゆるスキルを覚えるのが得意で、成績表は もちろん良い。とっても素直に授業の内容を理解して、それを点数に結びつけることが上手い。
 

対して地頭の良い子は、生きていくうえで見の周りに起こることを理解、判断したり、人の感情に気付いたりするのが得意。日常のあらゆることの事実関係を把握したり、因果関係や相関関係を理解し、上手に説明できたりする。もちろん学校の成績も抜群の子もいるけれど、必ずしも学校の成績が良い訳では無い。
 

そりゃ親としては、両方良ければバンザイなんだけど(;^ω^) それも個性だよね。
 

地頭の良い子の特徴

母として20数年生きてきて、「この子 地頭がいいな(゚Д゚;)」と思う子供に出会ったことが何回かある。地頭の良さって、幼稚園~小学校低学年くらいで、既に片鱗が見え隠れしている気がする。
 

よく、東大生が「子供の頃から神童と呼ばれてた」なんて言うけれど、あのタイプは、その後の勉強時間と言うよりも、地頭も良かったのだと思うよ。地頭の良い子は、幼い時から ちょっと子供らしからぬ言動をし始める。
 

地頭の良かった近所の子の話

例えば、私がびっくりしたのは、下の子が小学校に入学したての頃の近所の子。
 

何かの折に、私が学校に行った際、うちのこ元気でやってるかな~と昇降口から子供のクラスの方を見ていた。とはいえ、クラスのある方を見るだけで、クラスの中は覗けない。
 

すると当時小学校2年生だった近所の子が、
 

1.昇降口に立っている私を見て、
2.その後、我が子のクラスの中を覗いて、我が子を確認。
3.それから私に向かって、手を挙げて頭の上で大きな輪を作った。
 

大丈夫!〇〇ちゃんは元気にやってるよ!って言う意味の大きな輪っかを頭の上で作ったのだ。
 

驚いた。
 

私は昇降口に立っていただけだよ。小学校2年生の近所の子に、我が子を見てきてなんてお願いしたわけでも無く、私は言葉すら発してない。ただ、昇降口に立って我が子のクラスのある方を見てただけ。大人だから、別に泣きそうな顔をして不安がって居たわけでもないし(^_^;)
 

けれど、近所の子は、立っているだけの私の気持ちを瞬時に理解し、それに対する行動が取れた。小学校2年生と言ったら、普通だったら「あっつ!〇〇ちゃんのおかあさ~ん♪」って甘えて飛んでくると思う年齢なのにね。
 

自分の気持ちより、子供を心配している私の気持ちを優先して行動を取れる子だと思った。人の心を読むことが出来るあのお子さんは、常に地頭が良いな~と思う行動を取る子だった。
 

そのお子さんは、中学校に入り、ちょっとグレてしまった。とても地頭が良くても、勉強しないのは勿体なかったけれど、あの子なら、またいつかまた勉強を始めるかもしれない。
 

そしてちょっと図々しいけれど(;^ω^) 多分、我が家の下の子も地頭は悪くはない。
 

小学校に上がる前から、難しいゲームボードなども、あっという間に覚えたりしたので、近所のママ・パパさんに驚かれることも多々あった。ベビーカーに乗って居るころから、横断歩道を渡るときには、教えなくてもベビーカーの中で背筋をピンと伸ばして手を挙げていた(;’∀’)
 

スポーツでも何でも、教えるとすぐに出来たので、どこのコーチにも「経験者ですか?」と言われることが多々あった。
 

何でも飲みこみが早かったから、何をやっても年上に勝つことが多かった。
 

ただ、外界に対する反応が早い故、気付かない方が楽に過ごせるものも見えてしまい、心身を消耗してしまう所がある。だから受験期にも受験うつになってしまったんだよね。
 

頭の良い子の特徴

例えば、「地頭の良い子」の勉強方法が、何でだろう?と疑問を持ちながら、頭で考えて勧めるのに対し、頭の良い子は、基本素直だ。
 

Aと言われれば、Aだと理解するし、Bは違うと言われれば、Bは違うと反応する。これを覚えて、と言われれば、深く理解していなくても、その「覚え方」に工夫があったりする。
 

結局覚えることが出来る訳だから、それでOKかもしれない。その後の人生で困る事は無い勉強は多い。けれどテストの点は良くても、細かい事なんて知らんよ~てな事もある。
 

「要領が良い」のかもしれない。
 

我が家の上の子は、このタイプ。点数は取ってくるが、あんまり深い事は全てに関して考えていないようだ。だから根本的には理解していなかったりする。
 

「この子はちょっと違う」と思う事もなく、子供の頃は、ぽーっとした子供らしい子供だった。
 

素直であれば成績は伸びる タイプ別に育てる

子供は生まれながらにして個性を持って居る。地頭の良い子もいれば、頭の良い子もいる。そして、頭の良い子と地頭の良い子の勉強の仕方は、それぞれ違うんじゃないかと思う。
 

だから親は、その子の勉強スタイルに任せておくのが一番と思って居る。
 

地頭の良い子には 深く考えないで暗記だけしなさい!って言ったって、時間かかってもいいから、その理由を知りたい!と言うだろう。手っ取り早くテストの点を取らせようとしても、心が消化できず、勉強に身が入らないかもしれない。
 

反対に、頭の良い子に もうちょっと深く考えなさいよ!って言ったって、やだもん!覚えりゃいいんでしょ!って言われるのがオチ。そして実際に覚えるだろう。
 

だから、地頭の良い子は放っておけばいい。どこかで自分で修正しながら生きていく筈。そして成功していくと思う。
 

そして、頭の良い子は、基本、子供の特徴である「素直さ」を大切に育てれば、テストの点数は取れるし、結果を残す筈。幸せに生きていくんじゃないかと思う。
 

親は勉強しやすい環境だけ与えて、あとは個性を潰さないのが一番じゃないかと思う。



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