サイトアイコン 頭の良い子に育てるには?【教育の裏話】

子供を伸ばす方法!親がかける言葉を選べば 子供は成功体質になる!

子供の学力は、母親の育て方にかかっている、とか、母親の学力に比例するとか・・そんな事を良く聞く。多分ね、勉強を教えられるとか、そう言う事では無くて、言葉かけが重要なんだと思う。
 

成功哲学やコーチング、心理学などのセミナーに参加してきたし、資格も取ってきたし、それらの本を山ほど読んできたけれど、やっぱり一番 子供を伸ばすのに大事なのは、「言葉かけ」と思う。
 

オリンピック選手のコーチの話

私が資格を取ったコーチング教室の出身でも、プロ野球の選手のコーチをしている人が居る。何かを成し遂げるのに、コーチという存在は絶対に必要だ。
 

あのテニスの錦織選手が、コーチを「マイケル・チャン」に替えてから、ぐんとランキングが上がったのも有名な話。
 

今朝のテレビ情報番組では、オリンピックのスケート選手が前傾姿勢を摂りすぎる事に対し、コーチが「猫が怒った時の姿勢をして!」と、その絵だか、写真だかを選手に見せたそう。
 

こんな感じ↓

絵を見た選手は「分かった!」とすぐに理解し、その姿勢を摂ることが出来た。なのですぐに、タイムが早くなったと言って居た。
 

要は、コーチが何をしたのかというと、選手の脳に、イメージをポンと投げかけてあげた訳だ。
 

選手の脳には、見事にそのイメージが映し出された。だからそのイメージに体が反応して、上手なフォームを作る事が出来た。
 

人はイメージしたもの、見て脳に焼き付けたものは、体が再現できるけれど、見ていないもの、イメージ出来無いものは誰も再現できないのだ。
 

イメージさせる言葉を使う

だから、言葉には気を付けなければいけない。
 

言葉は人の潜在意識にイメージを焼き付けるものだから、その自分が発した言葉や、他人から言われた言葉に寄って、目標が設定されてしまう。そしてそれを再現し始める。
 

もしもさっきの「猫が怒った姿勢」を上手く言葉で伝えられなかったら・・
 

イメージが間違って伝わったら。

こっちのイメージで「怒ったネコ」が伝わったなら、こりゃだめだめ。全く伝わら無いものね。
 

だからスケートのコーチも猫が怒った姿勢を、画像で選手に見せたんだろうね。
 

親が子供を伸ばす方法 言葉かけを意識する

私達は子供の親であり、コーチでもあると思う。上手く伝わる言葉を選び、上手く伝わるように努力しなくちゃならない。
 

子供が分からないといって、親が怒ってしまっては勿体ない。
 

とにかく良い、正しいイメージを、投げかけてあげればいいだけだ。
 

同じく、今朝の情報番組からだけれど、スキージャンプの高梨沙羅選手も試合の前に、とにかく上手に飛べるイメージを何度も繰り返すと言って居た。
 

どんなスポーツ選手も「イメージが大事」って、必ず同じ事を言う。
 

成功のイメージを脳に焼き付けておくことが必要で、何も、失敗のイメージを繰り広げる必要はないんだよね。
 

親は「全くダメな子ね」「あんたは何で分から無いの?」みたいな否定というか、出来ないイメージを子供の脳に刷り込んでしまう事が、どうしても日常多々あるけれど。。
 

でもね、子供が伸びる脳の為には、ネガティブな発言をする必要もないわけだ。
 

子供が伸びる心理学

言葉は潜在意識に どこに走っていったらよいのか、指令を出して居るようなもの。
 

脳は、自分が発した言葉、周りから言われた言葉などにより、潜在意識に入り込んだ言葉に合致するものを探し出し、それに向かって進んでいく性質がある。
 

だから 上手く成功するイメージを見せる言葉を使うと、子供は伸びていく。
 

心理学ではそれを、「カラーバス効果」とか「サーボメカニズム」という。
 

その他、成功者や、なりたい人物を思い描いて、その様にふるまうだけで自然に成功していくという「Fakeの法則」というものもある。
 

だから、上手く行くイメージを子供の脳に植え付けてあげる言葉を使う事が、子供を伸ばす方法だと思う。
 

勉強をさせたかったら、勉強をして成功をした人の話を聞かせてあげればいい。
 

「勉強しなさい」とか「なんであんたは勉強しないの?」なんて否定形の言葉を投げかけてしまうと、子供の脳には「勉強しない自分」「勉強しないで怒られている自分」が映し出されてしまうわけで。
 

そうすると、子供はどこへ向かっていくかというと・・。脳の性質上、どんどんと勉強しない自分が形成されていくという・・。
 

だから、脳に投げかける言葉は、良いイメージを連想させる言葉を使うべきなのだ。

 

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