自分に自信が持てないと、何をするにも100%の力を発揮できない。自分に自信があれば、何をしても120%の力を発揮する。
それは子供でも大人でも同じだと思う。
「無理かも・・」「出来ないかも・・」っていう自己不信は、何より成果をもたらさないから。
この間もテレビで、中学生ボクシングチャンピオンがリングに上がる前にコーチから「勝てる!」「パンチが入る!」「お前は強い!」って何度も何度も声をかけられてましたよ。
とにかく脳に自信を持たせる言葉を投げかけてあげないと、心も体も何もかも、上手に動かないんだと思う。
セルフイメージと子育て
セルフイメージの低い子供は、何をやっても「運が悪い」と言う。落ち込んでしまうのが早いし、希望も持てない。これ、うちの下の子だったんですけどね(;^ω^)
何とか脳に良い言葉を何年もかけ続けて育てていたら、大学生になった今は「俺は運がいいな~」と元気に言えるようになった。
心理学的に脳って、「運が悪い」とか、「失敗する」とか、そう言う事を連想してしまうと、そっちへ導かれてしまうんだそう。
例えば、電車の中で立ってる時にね。自分は「プロレスラーだ~」って思いながら立ってると、体は、がしっと強く立って居られるけれど、
自分は「アタクシは、か弱い ”くねくね人形” なんざんす・・」って思いながら立っていると、電車の中で体はぐらぐらぐらぐら揺れてしまう。
自分が思い描いている自分が、自分の体の動きや脳の動きを左右してしまうんです。
だからセルフイメージって、とっても大事。
自分は出来るんだ!自分は大切な存在なんだ!自分は強い人間なんだ!そう思って子供が育つことが、本当に大切なんだと思う。
いじめられない子育て
いじめられない為にも大切ですよ。自分が思う自分のイメージは、他人から見てもそう見えるそうです。
自分の中の「自分像」の通りに他人は自分を思うってこと。
だから自分は強いって思って居れば、他人から見ても、自分は強く見られるし、自分が頭悪いって思って居れば、他人から見ても頭悪そうに見られてします。
他人が見ている自分っていうのは、自分が作った自分像なんですよね。
だったら、頭が良くなりたいんだったら、自分は頭が良いって思う必要があるし、自分がいい奴になりたいんだったら、自分はいい奴だって自分が自分を認めてあげないといけない。
セルフイメージが低くて良い事は無い。
人がどんなに褒めてくれても、自分自身が自分を日々けなして居たら、セルフイメージは、どうしても低くなってしまう。
なので、親としては、出来る限り、子供のセルフイメージを傷つけない言葉を使って、セルフイメージを高めてあげる事。
そしてセルフイメージが低い子供だったら、常に自分が自分の一番の味方になってあげるよう、辛い事や苦しい事があったら、まず自分を自分で慰める習慣を付けさせること。
それを繰り返し教えていく必要がある。