頭の良い子・頭のいい人の机の上は、とっても使いやすくなっているらしい。
我が家の子供たちはね、残念ながら、机は物置スペースと化し、勉強に使って居ないんでダメダメなんだけれど。
予備校の先生が言ってた。机で勉強するときに、動作は3ステップで完結するようにって。そういう机周りを作っておくようにと。
頭の良い子・頭のいい人の机周り
頭のいい人を作る机周りは、どんなんかというと・・
・勉強に適したブルー系の色を机周りに置く
・机の上には何も置かない。 キレイさっぱり片付けておく。
・机の上に敷くビニールマットの下にも何も挟まない。
・目に入る所には、気が散るようなものは一切置かない。
・手の届く目の前の棚などに、辞書や教科書などを置く。
・辞書などのカバーケースは外して置く
机周りは、シンプルが一番!
そしてこの、最後の「辞書などのカバーケースを外しておく」というのは、何がいいのかと言うと、
子供が疑問に思った時、辞書で調べたいと思った時、その動作は3ステップで完了させるためだそうで。
1.辞書を引きたいと思う
2.辞書を棚から引きだす
3.辞書を開く
ポンポンポンっ!って感じ。
辞書を引くことを面倒くさく感じなくする!ってこと。何ともシンプルに、あっという間に無駄な動きなく、辞書を引けるのが大事なんだと。
カバーからいちいち取りだして、辞書を使ったらカバーに戻すなんて、そんな行動は要ら無い!と予備校の先生談。
確かに、何でも「できる人」は、どんな行動にも、無駄がないもんね。
カバーを外しておく辞書を気軽に引ける環境作りって、小さい事かもしれない。とはいえ、意外とその小さな行動って脳にとっては、ストレスを感じていたりする。
そして結果、ちょくちょく辞書を引く子と、辞書を引かない子がいたら、その後の学力には、大きな影響を与えるのは当然だと思う。
だから、子供の手の届くところに、
カバーを外した辞書や図鑑などを置いておくのが良い。
私がこれを知ったのは、子供たちが予備校に行ってからだけど、もっともっと小さい頃から、そういう環境作りをしておけば良かったなと思う。
でも、幼児期に予備校の先生の話なんて、聞く機会ないもんねぇ。
頭のいい人の部屋
子供が大きくなってからは、心理学的に部屋も変えてみることも出来る。
よくTVドラマなんかで「東大合格!」とか、部屋の壁に張り紙をしているのを見るけれど、あれって大事らしい。
人は目に入ったものに無意識のうちに脳が影響を受けるらしく、「東大合格」「東大合格」なんて文字を何度も見ていたら、脳が、東大合格するぞ~となるそう。
だから部屋の壁や机の目の前に「今日やること」とか「今日の目標」なんてのを貼ったら、それを完遂しようと思うものらしい。
勉強を捗らせるためにも、脳を騙してあげるのは、脳のお得な使い方なのね。
それから、芸人の宇治原くんも言っていたけど、気が散りだしたら、諦めないで10分だけ続けてみる。と。すると脳が作業興奮を起こして、そのまま10分と言わず続けて勉強できると。
この脳のしくみについては、どちらも脳科学者の池谷裕二先生の講演会でも聞いた。
宇治原君のエピソードを聞いて、みんな頭のいい人は、脳の仕組みを上手く使ってるんだなと改めて思った。
なので私も真似して、家事で嫌いな「食器洗い」をする時に使ってる(*´ω`)
洗い物したくないな~。嫌だな~と思っても、まずは洗い始めてしまうと、あれや不思議。何故か嫌だったことを忘れ、洗い桶に溜まった食器、全部洗い終えてるんだわ。
脳って騙してあげると、生きるのが楽になるわ。と実感。
親が「勉強しなさい。勉強しなさい」って口で言ったって、親も子もストレスになるばかりだしちっとも楽しくない。
だったら、そ~っと子供の脳を騙してあげる方が、親子とも、ストレスない生活が出来ると思う。