頭が良い子は幼少期に本を読んでいる?きっとそれより大切な事

子育て環境

東進ハイスクールの人気講師から、最近ではテレビでひっぱりだこの 林 修先生。
 

現代文の先生だけに、説明も分かりやすく端的で、私も大好きな先生。その 林先生曰く、「頭の良い子は5歳までに読書習慣がある。東大に入学している学生は、幼いころから読書が好き。」
 

いや、ほんとに、頭の良い子はねぇ~。読書が好きだよね。って思う反面、ここからは私の体験談となるけれど・・
 

頭の良い子は本が好き

頭の良い子は本が好き、だというのは間違いないと思う。でも本の好きな子がみんな頭が良くなるか?っていうとそういうもんでもないのが辛い所。
 

林先生は、東大生を沢山見てきて、色々なデータをお持ちで居らっしゃる。でも結果、それは出口調査みたいなもんで、東大に入ったお子さんを見たうえでの話。
 

実際の子育てにおいて、幼いころ本をたくさん読む子が、その後どんな人生を送っていったか?本を読まなかった子が、その後の人生でどうなっていったか?っていう健康調査のような「長期観察データ」とは、残念ながら違うと思うんだよね(;^ω^)
 

先生のご家庭はお子さんはいらっしゃらないし。(追記:後日、バラエティ番組にて、2歳位のお子さんが居ることが判明したけどね。)
 

林先生の考えを否定している訳では無いよ。もちろん本は沢山読んだ方がいいというのは、正しい話だもの。
 

頭の良い子になる 本よりも大切な事

「子供に本を好きにさせよう」その親の気持ちは、とても素晴らしいよ。
 

私の知り合いも、休日と言えば図書館に親子で通い、読んだ本を記録にまとめていた。そして、とても素直な良い子が育った。
 

けれど世の中には、そういうお子さんばかりでは無いもんだから、やんちゃなお子さんに精神的にやられてしまい、その子は、学校に通えなくなった。。
 

幼いころに勉強が大好きだった他のお子さんも、やっぱり、好き放題言いたい放題のお子さんに言われた言葉に傷ついて、中学前に精神面で体調を崩し、長い事入院した。。
 

中学受験を経験し、優秀な学校に入学した他のお子さんも、入学直後にいじめられて1学期で退学した。。
 

本が好きで勉強が出来て、東大に入ったお子さんたちというのは、本を読んだ、勉強が出来た、という一部分がよく取り上げられるけれど、
 

東大に入れたのは、それだけじゃない。
 

「人生で出会った友達に恵まれていた」という点もあるし、大きいんじゃないかと思うんだよね。
 

頭の良い子は環境が伸ばす

地頭の良い子 の話の中でも書いたけれど、地頭が良かったって、不良になってしまう事もあるし、子供の人生は親の教育通りに、思うとおりになんて本当はいかないもの。
 

子供は親の教育よりも、友達や周りの環境に影響される方が大きい
 

我が子が大学の講義で、そう聞いてきたこともあるし、私も確かにそう思う。
 

学習環境を作ってあげる(本を読んであげる)とか、そういうことは親として出来る訳だから、もちろん出来る限りの事はした方が親としても後悔はない。
 

けれどそれだけが全てを決める訳じゃない。それに加えて、周りの友達の環境を整えられれば、それが一番いいと思う。例えば、真面目な子、優しい子の多い校風の学校を選ぶとかね。
 

上の子が高校一年生の時にも学校の先生に言われたよ。「良い大学に行きなさい。そうすれば出会う人が変わってくる」
 

下の子が高校を選ぶ時にも、偏差値だけじゃなく、校風のあった学校を選んで、真面目そうな子がいる学校を選んだ。本当に良かったと思ったよ。勉強に専念出来たもの。
 

今の時代は、親が教育しないで、お金をかけて他人に教育をしてもらったお子さん=勉強だけが出来る心の教育の出来ていないお子さんも多い。
 

子供の世界は弱肉強食。
 

日々の生活において心理的に苦しくなってしまったら、勉強どころではなくなってしまうもの。
 

頭の良い子は幼少期に本を読んで居る?まとめ

子ども二人が20歳を過ぎ、今までの育児を振り返ってみると、やっぱり親として出来た事は、お稽古事に連れていったり、勉強の教材を提案してあげたりした事だけだったと思う。
 

重要な場面々々では、いつも、友達に影響を受け引っ張られて、今があると思うんだよね。
 

友達が学業に与える影響は、下記でも書いてるよ。

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