子どもの学力格差は地域で起こる。学力高い地域をピンポイントで探す方法 

地域に寄る子供の学力差

地域に寄って子どもの学力の差があるのは明白だ。だからこそ、学校ごとの偏差値の差なんかが取りだたされて、優秀な学校に人気が集まったりする。
 

でも教育委員会としては、それが困るから、学校ごとの偏差値を公にしなかったりする。ここでは学力の高い地域をピンポイントで探す方法のお話をしています。
 

優秀な地域は狭い

毎日受ける授業だけに、そのクラスの教育の質やレベルの高さが、1年を通せば大きな学力差に繋がるのは当然のこと。
 

ましてや子供時代の小学校6年間、中学校3年間、日々生活する場は、学力だけでなく学業に対するやる気や性格も作り上げられていく。
 

でも、隣の学校は優秀なのに、こちらの学校はそうでもない・・ということもある。
 

学力の高い地域が「極端に狭い」という事が多々ある。町内会一つずれるだけで、教育の質は変わってしまう事もよくある。
 

だから良い教育を受けさせようと親が考え、例えば、学力の高い県に引っ越したとしても、必ずしも自分の子の学力が高くなるとは限らない。
 

学力が高い地域を探す

「学力は周りの環境じゃないよ、自分自身の努力だよ!」
 

そう本当は言いたいけれど、そんなのは机上の空論みたいなもん。
 

実際には、周りの仲間の影響は多大で、その事は、下記の記事にも書いた。
 

学力ある友達は我が子の学力も上げる!学力の高い子の輪に入れよう!
 

例えば、偏差値70超えの高校でも、入学した生徒を見てみると、卒業中学校の人数がやけに多い学校と、たった一人しかいない中学校があったりする。当然、その高い偏差値の高校に入学した生徒数の多かった中学校は、優秀な生徒が多かったわけで。
 

たった一人しかその高校に入学しなかった中学校の生徒とは、過ごしてきた環境は、きっと異なっただろう。言い換えれば、一人しか入学しなかった中学校の教育から偏差値70超えの高校に入るということは難しかった事と思う。
 

出来れば、もともと沢山の優秀な生徒を排出する小中学校に通ったほうが、=周りの子も学力が高い学校に通って居た方が、学力は上がりやすいのは当然だ。
 

クラスの子のレベル、学年のレベルに合わせて授業は進む訳だからね。授業のレベルや質も、大きく違う筈。
 

優秀な学校の探し方

じゃ、どうやって優秀なその狭い地域を探すかというと、色々あるとは思うんだけれど、一番簡単なのは「モデル校」を探すのも有りだと思う。
 

市町村に、モデル校というのがあったら、そこはある程度は学力・スポーツに力を入れている。
 

教育委員会の目も行き届いているから、結構良い先生や、校長などが配属されることが多い。市町村として何か新たなものを導入する時にも、目をかけてもらえる。
 

市町村を上げて、良い教育をしようとして居る学校なので、確率的には、学校全体の学力が上がる可能性が高くなる。確実ではないけれどね。
 

地域に寄る学力差が生まれるのには、色々な理由があると思うけれど、例えば引越しなどで、学力の高い学校の地域を探す時には「モデル校」は何らかの参考にはなると思う。

 

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