子供の才能を潰す親にならない!子供を信じない親が 子をだめにする

勉強に興味を持たせる

「子供をダメにする」親の研究〜3000人の聞き取り調査で分かった!

という記事を読んだ。大学の教授職をされ、私立中高の校長先生もされた偉大な方が書いたみたい。
 

でも、どうも3000人の聞き取り調査で分かった!と聞くと、そして偉大な方の言葉だと思うと、それが100%正しいように聞こえてくるけれど、何事も人生において100%の正解なんてないと思うから。
 

どんな文章も、読む時には、それも一理ある。というスタンスで有難く拝見させていただいている。
 

あなたの子育ては間違って居るかも

「あなたの子育ては間違って居るかも。」なんて言葉を聞くと母親は不安になるよね。ネット社会で情報が氾濫する世の中だからこそ、色々知ることが出来る為に、より自分の子育ての正解を求めてしまう。
 

たとえば、無気力症候群になる学生には、父親が高学歴だったり、成功者であるというケースが非常に多かった。

 

先の記事には、こう書いてあったけど、両親ともレベルの高い高校の先生であるお子さんがもの凄く素直で優しくて学力が高い家もあったし、
 

大学教授のお子さんは、穏やかなお母様で、そのお子さん=お孫さんが高学歴の家だって知って居る。
 

もちろん、両親ともに中学の先生のお宅で、お子さんがなかなか勉強の成果が出ないお宅もあったけど、その家は、何より素直なお子さんが育って居た。
 

そしてそれをご両親とも責める事はなく、穏やかに見守っていた。
 

両親共に教師という家庭でも、多くの場合子育てはうまくいっていませんでした。

 

そう分析された「多くの場合~」なんて文章を読むと、どうもそれが真実に聞こえてしまうけれどね。
 

自分の子育てが、その「多く」に入るとは限らない。偉大な教育者の方の意見だって、氷山の一角の話だと思うんだよね。
 

何より一番避けたいのは、親が自分の育児の信念に、揺らいでしまう事なんじゃないかな?子供と親の関係なんて千差万別なんだし。
 

だから、ここを読んでくださっている方の育児も、間違ってないと思うよ。自分の子供の性格と、母親である自分の性格を、一番良く分かって居るのは母親だものね。
 

私はコーチングの資格も持って居るし、成功哲学も勉強しているけれど、その世界でも、やっぱり何より、自分の心の声を聞いて行動することが一番正しいと言われている。
 

私達の意識は顕在意識2~3%。潜在意識98~97%。今まで生きてきた沢山の情報が潜在意識に入っているわけで。
 

専門家が出した分析結果よりも、人として、我が子を見て、心で考えた母親の判断の方が正しいんじゃないかな・・と思う。
 

東大一家に生まれた芸能人

確か、芸能人の上地雄輔さんの家系は、東大卒が多かったと聞いた気がする。
 

上地さんだけが、ちょっと違うお子さん・・なんて話を聞いたけれど、それでもあれだけ明るい性格で、ご本人はとっても幸せだと思う。
 

要は、親が思うとおりの人間に子供を育てようと思うこと自体、無理な話で、考えすぎな気がする。子供がどんな事に興味を持ち、何をしたいのか?その手伝いをするのが親なだけだと思うんだよね。
 

いつもここで書いているけれど、その為に親が出来る事は、子供の周りに様々な環境をまいておいてあげる事だけであって、
 

決して、こういう育児をするとこういう子になっちゃうよ!あなたの育児は間違ってるかもしれないよ!なんて言葉は鵜呑みにしなくて良いんじゃないかと思う。
 

そういう意見もあるかもね。位でいいんじゃないかと思う。
 

子供のチカラを信じる

先の大学教授の先生のお話の中で、とても納得できた部分が一つある。
 

これらの個々のデータを体系的に見てみると、成績不振の学生には、親の育て方・接し方に、いくつかの共通した特徴が見られることが分かりました。

最も多かったケースは、干渉が多かったり、逆に過保護にしてしまったり……要するに、親が子供の力を信じていないタイプです。

 

要するに、親が子供の力を信じていないタイプです
 

もしも育児が上手くいかない事があるとしたら、その理由は、これに尽きるんじゃないかな?

 

まとめ

私は今までの人生において、育児や教育に関しては、女性の言葉がいつも心に刺さることが多かった。どこかのTVでお子さん二人が優秀なお母様の話があったけど、こう言って居た。
 

「子ども二人、全く違う道を歩んできたけれど、結果的に大人になったら、同じところに着地したんですよ」
 

私自身の育児においては、そのママさんの言葉と、5つ子ちゃんのママさんの言葉 が主軸になっている。
 

そして子供の選択に任せて育児をしてきたら、我が家もやっぱり子ども二人、性格も勉強の仕方も、生き方も違うのに、同じ大学に二人とも行った。
 

もし、もう一人や二人子供が居たら、またそれはそれで、違う道を歩んで居たとは思うよ。でも、親として、子供の道を捻じ曲げる事だけはしなかっただろうと思う。
 

子供の選択を信じることが一番、その子が輝く道を進むことになるんだと、子育てが一段落した今でも思う。
 

子供がよりよい人生を歩むためには、何もしない子育てをする訳には勿論いかない。だから、様々な情報や選択肢を与えてあげる。でも、選択するのは子供自身だ。
 

我が家も子供は二人とも二十歳を過ぎたけれど、これからだって、そのポリシーは変わらず子育てを続けていくよ。

 

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