子供に勉強させたい保護者が増加中!教育費・習い事は月々いくら?

勉強をさせたい

ベネッセ教育総合研究所がまとめたデータでは、子を持つ親の意識において、8年前より10ポイント以上増えたのは、
 

自分の子供には、スポーツや芸術の活動よりも、もっと勉強をして欲しい
 

・対象は3歳~高校生の子供を持つ母親約16000人。
・インターネットで回答。
・今年平成29年と平成21年との同種調査との比較結果。

 

もっと勉強をして欲しい
 

運動やスポーツをするよりも もっと勉強をして欲しい 39.4% (平成21年より 12.6%増加)
 

もっと勉強をさせたい

音楽や芸術の活動をするよりも もっと勉強をして欲しい 44.4% (平成21年より 12.7%増加)
 

もっと勉強をして欲しい保護者増加

我が子が小さい頃は、勉強よりもスポーツや右脳教育だ!なんてそんな世の中だった。
 

その後、世の中「おバカブーム」全盛時代もあり。あの頃は、勉強が出来ないということがウリになり、皆の癒しとなり、人気になった時代。
 

これでいいのか?と笑いながらも、なんとなく日本の行く末が不安になったもんだけど。時流れ、今は、「東大生ブーム」がやってきている。
 

テレビを付ければ、東大生が出る番組がずいぶん増えたものね。
 

その知識と明晰さに脱帽し、答えが分からないながらも、東大生の出る番組を見るのが娯楽になる時代。
 

頭の良い東大生が、堅苦しい存在では無く、より身近に感じるようになり、憧れの存在になった。
 

東大生の水上くんなんか、クイズ関連雑誌の表紙になってたよ(゚Д゚;) モデルばりの撮影スタイルで、もうアイドルよね。
 

我が子の友達にも東大生がいるけれど、みんな付き合いやすい人柄でいい子ばかり。
 

今まで以上に子供の勉強に、保護者が強い関心を持つ時代になった。
 

子供の教育費・習い事は月々いくら?

同じ調査によると、塾やスポーツ、音楽など学校外の教育費・習い事に関する月々かかる費用の平均は。
 

幼児(3~6歳) 6500円
小学生 1万5300円
中学生 2万2200円
高校生 1万5900円
 

となり、21年から700円~3400円減少。
 

あんまり景気の良い世の中でも無いし、教育費・習い事にかける費用は抑えたいと思いつつも、子供に勉強はして欲しい、という時代なのかな。
 

ただ、この月額の平均を見て思うのは、中学生でも1年生と3年生では、全く費用は変わるだろうと思うこと。
 

入学したての中1生と受験前の中3生では、月額の塾代なんかは倍以上にだってなるから、一概に中学生という括りで平均を出しても、参考にはならないんじゃないかと思う。
 

それは高校生の教育費に関しても同じ。
 

それからその子の学力によっても、かかる費用が全く異なってくるから、やっぱり中
学・高校という括りでは、参考にはならないかと。
 

調査結果から分かるのは、ただ、
「親が子供に勉強してもらいたい、高い学力を付けて欲しい」
と願う割合が、8年前より、ぐ~んと伸びた、ということだ。
 

親は子供に学歴を期待

子供の学力を伸ばしたいと考える保護者の意識としては
 

・子供の将来を考えると習い事や塾に通わせないと不安 60.8%

・子供には、できるだけ高い学歴を身に付けさせたい 64.4%

 

となり、これも8年前と比べて9.1%、4.9%上昇している。
 

何をもってして子供が幸せなのか?ということは別としても、学歴というものが人生においてハロー効果となり、有利になる事は確かにある。
 

学歴のハロー効果

例えば、就職においても、面接や試験前にまず、エントリーシート(履歴書みたいなもの)を出すのだけれど、大学名で撥ねられてしまい、面接・試験さえ受けさせて貰えないという事は良く聞く。
 

その子自身の性格や才能より以前に、学校名が最初の振り分けポイントになってしまう。
 

また、これからの時代はAIに台頭され、雇われるのではなく、個人で働く時代が来るかもしれないけれど、その時だって、学力は必須となるだろう。
 

地頭が今まで以上に必要な時代が来る。
 

今は、コミュニケーション能力が必要と叫ばれる時代だけれど、必ずコミュニケーションだけでは通用しない時代がくる。
 

詐欺に合わない為にも、人生を生き抜く為にも、勉強する習慣を持ち、自らを守る頭脳が必要。学力は、あっても決して無駄なもんではないものね。
 

まとめ

音楽や芸術などの右脳教育ももちろん、とっても大切、必要。だから勉強ばかりでいい筈はないけれど、勉強してもらいたいのは、当然の親心。
 

そして、重要なのは、皆が子供に勉強をさせたいと思って居る時代だからこそ、この時代の波に乗っていく必要がある。取り残されてしまう訳には行かない。
 

取り残された時には子供が苦労する。
 

我が家は、私自身が英語が好きだったので、英語は覚えようと思った時に覚えれば
充分間に合う!と思って居たがために、下の子の英語の教育スタートラインが遅れてしまった。
 

けれど大学受験、特に私立では、周りは幼児から英語を習って居るお子さんばかり。
 

英語が出来ることが、まだ受験においてかなり優遇される時代だから、そこは失敗したと思って居る。
 

幼児から英語を始めた子や、留学経験のある子相手に、いくら受験のための塾に行っても独学で戦うのはやっぱりきつかった。
 

だから、保護者が勉強に関心を寄せている時代、まずは同じ時代を生きている周りの子供と大差ない位の教育環境は与えてあげる事は、大切だと思う。
 

本人が嫌がらない限りは(^^;
 

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